ネットの広告に潜むマイクロソフト社のサポートを装った詐欺にご注意ください。

ネットの広告の中には、クリックすると、「システムがトロイの木馬型スパイウェアに感染していると報告されました。」などのウイルスに感染しているという警告画面が出るものがあります。これは、最近は、テレビでも特集されることの多い「マイクロソフト社を装うサポート詐欺」です。

突然、このような画面が出てきてしまうのでびっくりしますが、ほとんどのものは、もともと広告をクリックすると、「ウイルスに感染しています」という画面が出るように仕込まれているだけです。

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マイクロソフト社のロゴがあっても、電話してはいけない

そもそも、マイクロソフト社は電話でサポートを受けていません。電話で問い合わせと書いてある時点で、詐欺のサイトなのです。

マイクロソフト社自身、注意喚起を行っています。

⇩ マイクロソフト社のサイトです。

マイクロソフトのサポートを装った詐欺にご注意ください

 

ウイルスに感染していないので、ウイルス警告画面を閉じれば問題なし

実際は、ウイルスには感染しておらず、警告画面がでているだけなのです。だから、この画面の一番上の右側隅の×をクリックして、ブラウザ(インターネットを使うアプリ)を終了すれば何も問題はありません。

ここで注意です。

中の画面の×では絶対消えませんので、中の×はクリックしてはいけません。警告画面が終わるどころか、逆にけたたましい警告音が出たりします。

全画面表示されてしまい、外の×がクリック出来ない!

しかし、ウイルス警告画面が、全画面表示されてしまったら、ウイルス警告画面が閉じれません。

そういうときには、パソコンのEscのキーを長押しするのです。(F11のキーでも良いです。)
そのEscのキーは、キーボードの左上のところにあります。(F11のキーは右上にあります。)

EscのキーF11のキーを長押しすると、全画面表示が終わり、またブラウザ(Microsoft EdgeやGoogle Chrome)の右上隅の×が表示されます。

Escのキーを長押ししても、通常の画面に戻らないなら、パソコンをシャットダウンさせるか、タスクマネージャーを起動して、ブラウザを終了させるしかありません。

しかありません。

タスクマネージャーを起動をするには

全画面表示になると、ウィンドーズのスタートボタンなどのタスクバー自体が見えなくなります。だから、タスクバーでは操作できません。

タスクマネージャーを起動したり、シャットダウンするには、キーボードのCtrl + Shift + Deleteキーを同時に押します。

その後、タスクマネージャーを選択します。(シャットダウンする場合は、右下のパソコンの電源ボタンをクリックします。)

3つ押さえるのが難しい方は、Windowsキー + Xで、「タスクマネージャー」を選択します。

タスクマネージャーが起動したら、ブラウザ(Microsoft EdgeやGoogle Chrome)をクリックして、上の「タスクを終了する」をします。「タスクを終了するが見えない時」は、タスクマネージャーの画面を大きくします。

もし、本当にウイルスに感染していたらどうするの?

セキュリティソフトでパソコンをスキャンします。

ブラウザを終了しても、ウイルスに感染していないか、やっぱり心配な方は、ご自分のセキュリティソフトで 、パソコンをスキャンしてください。ほとんどの場合、トロイの木馬型スパイウェアに感染していることはありません。もし、感染していたら、 セキュリティソフトでウイルスを駆除すればよいだけです。

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最近のマイクロソフト社を装うサポート詐欺が仕込まれている広告

マイクロソフト社を装うサポート詐欺が仕込まれている広告も、なかなかわかりにくいものが多くなってきています。ですから、見分けるのも難しくなってきました。

2024年頃は、下の図の誘導ボタンのような広告を使ってクリックさせようとするものが多かったのです。まるで、ホームページの一部のような広告です。

 

しかし、2025年の春頃に、仕組まれた広告は、こういうパターンが多いです。一見、普通のアパレルショップの装いです。50%に釣られてついクリックしてしまいがちの広告です。

クリックすると、すぐ冒頭の「ウイルス警告」の画面にジャンプするものや、下記のボタンをもう一度クリックしてから、「ウイルス警告」画面があるものなどマチマチです。

 

しかし、この上記の広告をクリックしても、「ウイルス警告」の画面にジャンプしない時もあります。通常のGoogle広告からの詐欺サイトの摘発を逃れるために、巧妙なのです。
実際にサイトを見てみると、サイトの構成が通常のアパレルショップのサイトと比べてです。仕込みをしているサイト作成までには、あまり力を入れてないと思われます。

どちらにせよ、危険なサイトには、セキュリティソフトでつながらないのが一番です。

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