(2024.1.14更新)
お店屋さんに「Wi-Fi 使えます。」の表示がよくあります。
Wi-Fi(ワイファイ)って何でしょう?
Wi-Fiが使えると、何か良いことがあるのですか?
「それって、無線LAN (ラン)のことでしょう。」
おおざっぱな理解の仕方ではそれで良いです。
厳密に言うと、無線LANの種類の中のひとつの規格です。
ご家庭でパソコンをお使いの方ならわかると思いますが、パソコンでインターネットを見るには、光回線の工事をして、コードとパソコンをつなぎます。
そのコードを無くして、無線でパソコンでインターネットができるようにしたものが無線LANです。
スマホを使っている場合、通話料とデータ通信量の契約をしていると思いますが、簡単に2点の得があります。
① スマホのデータ通信量を節約するのに役立つ。
② インターネットが高速でつながり、動画が快適に見れる。
二つの主な通信方法
モバイルネットワーク
Wi-Fi(ワイファイ)
Wi-Fiにつながっていない場合、例えば auという電話会社だったらKDDIの電話会社のモバイルネットワークで、インターネットにつながります。
通話料とは別に、例えば1ヶ月4G(ギガ)とかのデータ通信量を契約しますが、このデータ通信料がWi-Fiにつながりっぱなしならば、データ通信量は減りません。
Wi-Fiの設備がある家庭や職場・公共の施設での一般的なつなぎ方です。
①スマホの設定画面で、ネットワークとインターネットの設定画面でWi-Fiの使用が「ON」にします。
②自動的に利用できるWi-Fiの機種が、自動的に検知します。(ご近所さんのWi-Fiまで検知します。)
③使用すべきWi-Fiルーターの機種番号をタップしてして、決められたパスワードを打ち込みます。
フリーWi-Fiでは、パスワードは打たずに、①メールアドレスを登録して利用するもの、②SNSアカウントを登録するものあります。
もっとも簡単なWi-Fiのログイン画面
最近では、お役所、病院、ショッピングセンターなど、さまざまな場所で、無料のWi-Fiが使える場所が増えてきています。
待ち時間などでインターネットを利用したいときは、電話会社のモバイルネットワークではなく、無料のWi-Fiを使いましょう。
最近では、新幹線などのJRや高速バス、旅客機でも使えるようになってきました。(設備が無い場合も、あります。)
えっ? 飛行機の中では、携帯電話の電源は切らないといけないんじゃないの?
昔はそうでした。スマホのモバイルネットワークは遮断する「機内モード」にしなければなりませんが、現在では、 機内Wi-Fi は使用できます。
だったら、LINE(ライン)もできるの?
そうです。LINEも、メールも機内Wi-Fiにつながっている場合、利用することができます。
飛行機会社によっては、事前準備として接続アプリをダウンロードしておく必要があります。
※ なおご自分のモバイルWi-Fiは、「航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれのある電子機器」として指定されているので使用が禁止されています。電源を入れることもできません。
あくまで使用できるのは、飛行機会社が提供する機内Wi-Fiのみです。
主にメールアドレスやSNSアカウントを登録するタイプのフリーWi-Fiに多いです。
スマホの設定画面のWi-Fi(ワイファイ)の所を見ると、扇形が色が染まっていて、Wi-Fi接続済みと表示されます。
しかし、いざインターネットを見ようとするのに、いつまで経っても画面そのものが見れません。
原因で一番多いのが、Wi-Fi運営会社に、利用者のスマホが認証されていないということです。
① 機内モードにする。(飛行機のマーク)つまり電話がかかるモバイルネット通信を遮断することです。
② NTTBP のサイト 無料につなげる。
③ これで、認証(ログイン)画面がたいがいの場合でます。
あとは、メールアドレスなどを登録します。
フリーWi-Fiによっては、時間が経つと利用できなくなるものもあります。
時間が切れたら、その都度認証画面を出して、ログインする必要があります。
通知メールが来ている場合は、メールに認証画面のリンクがあります。それをタップして、改めてログインしましょう。
一口にスマホやパソコンに電波を飛ばすWi-Fiルーターですが、現代は様々な方式があります。
電柱から光信号が流れる光ファイバーケーブルを家庭や職場等に引き込み、インターネットを利用する室内まで開通させる工事が必要です。
アパートやマンションなどで、既に引き込む工事が成されている場合は、回線利用会社と契約して、ONU(光回線終端装置)、ルーターを使用します。
ルーターのなかにWi-Fiが内臓されているものが多いです。
利点は、ルーターまで有線なので通信障害が受けにくいため、安定して高速通信できるところです。
業者による接続設定や工事を必要とするため、利用するまでに日数がかかることが欠点です。
2種類あります。
モバイル回線を使うWi-Fiの一番の利点は、工事や接続設定が不要な点です。
そのため、ルーターが届いたら、すぐに使えます。
据え置き型のWi-Fiルーター (ホームルーター)
電源を入れるだけですぐ使えます。
提供エリアからはずれると利用できない場合もあるので、事前に提供エリアを確認する必要があります。
移動しながら使えるWi-Fiルーター
海外で使えるタイプもあります。
モバイル回線を使うので、電波障害を受けるため、場所によっては不安定になります。
※ 俗に、ポケットWiFiと表現されますが、ポケットWiFiとは、ワイモバイル(Y!mobile)が提供しているモバイル型WiFiルーターを言います。